お土産に人気!安倍首相に贈られたノルウェー生まれのクラフトチョコレート
編集部のおすすめを紹介する当コーナー。今回の担当はエディターKです。
私は現在、ノルウェーから記事を執筆しているのですが、ノルウェー生活での最大の不満は、美味しいものがあまりないこと! ノルウェーは海に面する自然豊かな国なのに、ピザ好きな人がとても多く、冷凍ピザの消費量が世界一という記録があるほど。「ノルウェー人よ、もっと食に対して貪欲になってくれ~!」と願う毎日です。
そんなノルウェーで発見した数少ない美味しいもの。それが「Jentene på Tunet」(イェンテネ ポ トゥーネッ)のクラフトチョコレートです。

Jentene på Tunet
ブランド名の「Jentene på Tunet」は、“中庭の女の子たち”を意味するノルウェー語。栄養士のイリスさんが、自身の手作りチョコレートをパーティーやカンファレンスのために提供していたところ、予想以上の反響があり、2015年に商品化を決意。1~2年の準備期間を経て、ノルウェー国内のギフトショップやグローサリーストア、ホテルなどで販売をスタートしたそう。
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人口わずか4,000人の小さな町・セルブ(Selbu)の工場で、イリスさんと女性スタッフが中心となって作り上げる「Jentene på Tunet」のクラフトチョコレートは、最高品質のカカオを使ったなめらかな舌触りと、果実味あふれる爽やかなフレーバーが魅力。赤やピンク、黄色など、フルーツの自然な色彩を活かしたカラフルなチョコレートは、目でも舌でも楽しむことができます。
余談ですが、2018年2月にノルウェーのソールベルグ首相が会談のため来日した際には、お土産に「Jentene på Tunet」のチョコレートを持参。バレンタインデーのギフトとして、安倍首相にチョコレートアソートが手渡されました。
直営店がないため、国外での知名度は低いものの、国際的なトップ会談のお土産にも選ばれた「Jentene på Tunet」のチョコレート。映像ではわかりませんが、安倍首相もきっと、一粒は味見をしたのではないでしょうか。
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安倍首相も食べたかもしれないチョコレートアソートは、3粒入り(700円前後)から15粒入り(3,000円前後)までが展開されています。パッションフルーツ、ラズベリー、レモン、柚子、キャラメルやプラリネなど、一箱でさまざまなフレーバーが楽しめ、季節によって特別なフレーバーも登場するので、飽きの来ない味わいです。

Northern Lights chocolate
オーロラからインスピレーションを得た「Northern Lights」チョコレート(写真上)は、ノルウェー国内のフードコンテストで賞を獲得した注目のフレーバー。めずらしいブルーのチョコレートと北欧らしいパッケージが観光客に人気です。カシス、アプリコット、塩キャラメルの3つのフレーバーがセットになっています。
ベルギーやフランスのチョコレートと比べても遜色のないノルウェー発「Jentene på Tunet」のクラフトチョコレート。スーパーマーケット「MENY」などで購入できますので、ノルウェーにお越しの際はチェックしてみてください。
Jentene på Tunet
https://jentenepaatunet.no