フィンランドのアルテック、オンライン企画で貴重な限定アイテムを発売

フィンランドのインテリアブランド「アルテック(Artek)」が、アジア初の直営店「アルテック東京ストア」のオープン一周年を記念して、貴重なアイテムの限定販売やプレゼント企画などをオンラインストアで実施している。

Artek

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企画の第3弾として、日本時間の5月13日午前11時に発売されるのは、「611 チェア サヴォイ」とブランドの初期を象徴する作品「611 チェア」からインスピレーションを得た手ぬぐいと小皿のセット。いずれも今回のアニバーサリー企画のためにつくられた限定アイテム。

Artek 611 チェア サヴォイ 

日本限定10脚の「611 チェア サヴォイ」(税抜198,000円)

なかでも注目したいのが、日本で限定10脚のみ販売される「611 チェア サヴォイ」。

1937年にアルヴァ・アアルトとアイノ・アアルトが内装を手掛け、2020年3月に初めてリニューアされたフィンランドを代表するレストラン「サヴォイ」。「611 チェア サヴォイ」は、そのリニューアルに際して、同レストランのテラス席のためにアルテックが制作した特別仕様のチェア。

オーク材の本体にブラックレザー張りの座面、背もたれにレザーベルトが編み込まれたシックなデザインで、ヘルシンキと東京の直営店のみで展開される貴重な製品となっている。

Artek 手ぬぐい

徳島の藍師・染師BUAISOUとのコラボ手ぬぐい(税抜5,900円)

徳島の藍師・染師「BUAISOU」とコラボレーションした手ぬぐいは、100枚限定発売。「611 チェア」のグラフィカルなモチーフと、藍の風合いのモダンなコンビネーションが特徴。

BUAISOU」は、藍の栽培から染色、仕上げまでを一貫して行う4人組。国内外の人気ブランドとのコラボレーションや海外でのワークショップなど、藍染めの概念を覆す活動をしている。

Artek 小皿

東屋とコラボした波佐見焼の小皿2枚セット(税抜2,900円)

長崎県・波佐見の熟練した職人が、一つひとつ手仕事で「611 チェア」のモチーフを染付けた小皿の2枚セットは、200個限定発売。裏面には「Artek Tokyo 1st anniversary 2020」の印が捺されている。

東屋は、国内のさまざまな手工業者と協働して日本の古き良き道具を現代に蘇らせ、現代生活にマッチした使いやすいデザインへ昇華させた生活用品を展開する。

アルテックは1935年、アルヴァ・アアルト、アイノ・アアルト、マイレ・グリクセン、ニルス=グスタフ・ハールの4人の若者により「家具を販売するだけではなく、展示会や啓蒙活動によってモダニズム文化を促進する」ことを目的に、ヘルシンキで設立。コレクションには、フィンランドの巨匠をはじめ、グローバルに活躍する建築家やデザイナーによる家具や照明器具、ホームアクセサリーが揃う。

【Information】
アルテック東京ストア(Artek Tokyo Store)
東京都渋谷区神宮前5-9-20 1F・B1F
営業時間:11:00 ~20:00
定休日:火曜日
https://www.artek.fi/artektokyo/jp/

※現在は新型コロナウイルスの非常事態宣言により臨時休業中

THE STYLE OF NORTH 編集部

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